12月の旬食材 冬を代表する京野菜 聖護院大根
特徴的な丸形をしており、実の締まりが良く甘みがあり出汁を含んでも煮崩れせず、とろけるような食感です。
どっしりと重く、3kgを超えることもある巨大な丸大根。江戸時代後期に尾張の国から、くろ谷金戒光明寺に奉納された長大根を見た聖護院の篤農家が、その立派さに驚き、自ら栽培を続けたところ、丸大根の品種が生まれました。甘く辛みがないため、田楽や煮物など、煮ておいしい大根です。きめが細かいので、生のままサラダにしても召し上がれます。
ぶりと聖護院大根煮
じっくりと煮立てたぶりから溢れるコクと出汁が、聖護院大根にたっぷりと染み込んでいます。
脂の乗った寒ぶりと、旨味たっぷりで柔らかい聖護院大根をお楽しみください。
天然鯛と聖護院大根の柚子あんかけ鍋
寒い日には格段に美味しい鍋。野菜に沁みた天然鯛の上品な旨みと聖護院大根の甘み。
柚子あんの爽やかな香りでとろける美味しさです。
このページの内容は2023年11月時点のものです