6月 京都上賀茂 賀茂茄子の田楽

もぎたての、初夏のみずみずしい美味しさ。
「賀茂茄子」の魅力をまさに丸ごと味わっていただくには、やわらかな果皮もそのまま、シャキッと引き締まった肉質とともに田楽にするのが京都の定番。
白味噌と赤味噌、二種の田楽味噌を半分ずつ塗りじっくり丁寧に焼き上げました。

水無月胡麻豆腐

六月は旧暦で「水無月」と呼ばれますが、京都で「水無月」と言えば六月にいただく和菓子の名前でもあります。
三角形の外郎生地は氷を表し上にのせた小豆は悪魔を追い払うとされ、
水無月を食べることで夏の暑気を払い無病息災を祈る意味が込められているのです。
美濃吉では吉野本葛に胡麻を丹念に練りあげ、厄払いや暑い夏を豆豆しくとの願いを込めた
小豆をあしらった胡麻豆腐をご用意。とろけるような食感とほのかな甘みが楽しめます。
これから半年の無病息災を願う「夏越の祓」をご自宅で行ってみてはいかがでしょうか。

琵琶湖産 小鮎煮

小鮎とは大きくなる前の稚鮎ではなく、琵琶湖で育った小ぶりの鮎を指します。
琵琶湖では鮎は小さいまま成魚となり小鮎は初夏の京料理に欠かせない美濃吉が得意とする食材です。
醤油、砂糖、酒などと合わせ、柔らかな旨煮に仕上げました。

※こちらのページの内容は2024年5月時点のものです

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