京洛四季暦

「茶碗蒸し」についてのご紹介

日本料理のひとつである茶碗蒸しは、卵と出汁を混ぜた玉子地に椎茸や百合根・銀杏などの具材を茶碗に入れて蒸したもので、蒸し物・もしくは汁物として扱われます。
江戸時代に唐人(中国人)との交流の中で伝えられた、卓袱形式のコース料理の中の一品として出されていた料理が茶碗蒸しのルーツになったと言われています。
卵のまろやかな旨味と優しい出汁の風味に滑らかな食感があわさった茶碗蒸しは絶品で美濃吉でも人気の商品です。

こだわりの食材

美濃吉では茶碗蒸しの食材にもこだわり、美しくモチモチした食感の「長崎県島原の銀杏」に
臭みが少なく適度な柔らかさを持つ「丹波若どり」、身が引き締まり旨味たっぷりの
「宮崎のどんこ椎茸」など吟味した素材を使い自慢の出汁で蒸しあげています。
また季節の応じて「京都山城筍」「松茸」「天然鯛」「かに」など旬の食材を贅沢に使用。
夏には冷やしたまま美味しく召し上がれる「冷やし湯葉豆乳茶碗蒸し」など
春夏秋冬を感じられる料理となっています。

季節の茶碗蒸しのご紹介

京都山城筍の若竹茶碗蒸し

相性の良い、筍とわかめを使った茶碗蒸しです。
香り高い筍のシャキシャキとした食感とお出汁の風味をご堪能いただける春ならではの味覚です。

冷やし湯葉豆乳茶わん蒸し

とろりとデザートのような口当たりが食卓に涼感を誘います。冷製で味わう豆乳を使った茶碗蒸しは爽やかでまろやかなコクが特徴の一品です。

松茸の茶碗蒸し

秋の味覚の王様、松茸を使った茶碗蒸し。
松茸の独特の風味が自慢の出汁と合わさって
絶妙な旨味を生み出します。

天然鯛と粟麩の柚子あんかけ茶わん蒸し

天然鯛の上品な旨みと京都ならではの粟麩の
モチモチした食感が楽しめる一品。
柚子餡の
爽やかな香り
で、とろける美味しさです。

美味しい茶わん蒸しの作り方のポイント

・卵の混ぜ方
泡立てないように菜箸をボウルの底につけて左右に動かし、きるように卵を混ぜると
「す」の原因となる空気が入らずきれいな仕上がりになります。
・液卵を漉す
卵に出汁と調味料を加えた液卵をこし器でしっかりと漉すことにより
口当たりが滑らかな茶わん蒸しをつくることができます。
こし器がない場合は、ザルやリードペーパーなどでも代用可能です。

京料理美濃吉ではこの他にも、ご贈答用の「茶碗蒸し」もご用意しています。
詳しくは下記ページをご覧ください。

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